10月末の日曜日、道立近代美術館で開催されていた「神田日勝展」へ行って来ました。
この日は秋晴れで心地良かった!
以前のNHK朝ドラ「なつぞら」に出てきた、天陽君のモデルとなった画家です。
パンフレットに使われている、この絶筆となってしまった半身の馬の絵はぜひ観ておきたいと思っていたのです。
15歳から描き始め、32歳で亡くなる迄の間、過酷な農作業や牛、馬の世話の合間に作品を制作していたのだなと想像しながら観ると、それはもう命そのもののように思えました。
ただ、絶筆の馬の絵に対する印象はがらっと変わりました。
壮絶な最期を想像させるものではなく、馬の毛も眼も柔らかで優しかった。もっともっとこれから沢山の絵を描いていく最中だと感じました。
キャンバスよりベニヤ板に直接描かれた作品が多かったのも色々な事を想像させられました。
一緒に行った三男は、板壁の家の前にドラム缶やバケツが描かれている絵が一番好きだったと行っていました。
錆びた金属のザラついた感じが伝わってくる絵でした。
神田日勝美術館はこちらです
美術館の庭を少し散歩。
リスの餌台かな?松ぼっくりだらけ。
葉の色が変わり始めた頃で、紅葉がきれいでした。
この落ち葉いっぱいの中に赤ちゃんを座らせて写真撮影している人がいて、可愛らしかったな。
鳩撮影に夢中な三男でしたが、これ以上は近づいてくれなかったそう。
敷地前の植え込みが museum!
道向かいの北菓楼でソフトクリーム食べて帰りました。
外で食べられるのは今年ラストか?!